『ホビットの冒険』読書会&観賞会レポート

さて、告知をしたばかりのこのブログですが、またまた新たな記事を追加していこうと思います。
Twitterの中の人が変わり、最初からエンジン全開で飛ばしていったのは皆さんご存知のことと思いますが(あら、ご存じない? →のTwitterからアクセスですわ!) 新ブログ担当の私、FF5としてもここは頑張らないといけないところですね!

というわけで、1月12日に行われた

『ホビットの冒険』読書会&観賞会

のレポートをもぎ取って参りました。新月お茶の会ファンタジー部が集まり、『ホビットの冒険』の読書会を行い、その後今冬公開された、映画『ホビット 思いがけない冒険』を鑑賞することで、活発な議論を交わされたようです。

では、それぞれのレポートをどうぞ!

 

「ホビットの冒険」の映画化に合わせ読書会&映画鑑賞会を行いました。読書会は短い時間でしたが、「ホビットの冒険」だけでなく「指輪物語」や「シルマリルの物語」にも話が及びました。特に「指輪物語」とは物語構造の部分的な類似や、登場人物の関連などがある一方で、エルフなどの設定にズレがあったり「指輪物語」には登場していた女性キャラが「ホビットの冒険」には全く登場しないなどの違いがあることについて話しました。また参加者が用意してきたのはすべて瀬田貞二訳でしたが、新訳の山本史郎訳との訳語の比較も話題に上りました。 

浅葱蒼鉛



続いて映画の感想です。

半分以上趣味で作っているマニアのマニアによるマニアのためのフィルム――と言いたいところだが、些細な改変箇所が微妙に原作のニュアンスを損ねていることに気がついてしまうと、信者は一転して重箱の隅をつつくだけの生物に成り果てる。原作に元々あったビルボの機転劇に加えてトーリンのオークへの復讐という筋を強く押し出していたり、原作のシーン展開ペースが速すぎるのでところどころにアクションシーンをねじ込んで尺を水増ししているのは映画の都合だからいいのだが、冒頭で袋小路屋敷に押しかけるドワーフ共が色とりどりの頭巾をかぶっていないだとか、緑森大森林が悪の影響を受け闇の森になったのはホビットの時代から二千年近くも前のことなのだからラダガストが今さら蜘蛛にブルブル震えてるのはおかしいだとか、何よりもエルロンドがトーリンにオルクリストの由来を語るシーンでトーリンの「命にかけてこの剣を守りましょう」という台詞が削られてるのはどういうことだよクソックソッ!ふざけやがってッ!コケにしてんのかこのオレをッ!いいか!ホビットってのはもっとコミカルでなきゃダメなんだよ!何だあの重厚なハイファンタジーストーリーは!こんなのでクソJRRTマニアの皆々様が喜ぶとでも思ってるのか!ああでもドワーフの食器片付け歌とか霧ふり山脈の歌とかエレボール内部の美術とかはちょう良かったよね。大好き。

渡辺寂



興味深い感想ですね。私もホビットの冒険は昔読んだきりでしたので、この機会に再読してみたいな、と思っております。

さて、お茶会ではこのように定期的に読書会が開かれております。同じ書を読み、その本について語り合うその甘美な贅沢を味わいたい人は是非お茶会に入らして見てくださいね! また今年はこのような読書会のレポートをガンガン上げていこうと思います。お茶会の流行をこのレポートで知ってもらえれば幸いです。ではでは、次回―

(文責:FF5)
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